– 02-02-2012 – Qualcomm Incorporated(本社:米国カリフォルニア州、Nasdaq:QCOM、以下クアルコム)は本日、Ericsson社と共同で、Single Radio Voice Call Continuity(SRVCC)機能を利用して、LTEモバイルネットワークからWCDMAネットワークへの音声通信ハンドオーバーに初めて成功したことを発表しました。 Voice over LTE(VoLTE)に必須な重要技術であるSRVCCは、VoLTE通信中の利用者がLTEネットワークの利用可能地域を離れたときに、WCDMAネットワークにシームレスに切り替えることで、サービスを継続できるようにする3GPP規格です。 この画期的な実験は、Ericsson社のネットワーク上でクアルコムのSnapdragon™ S4 MSM8960 3G/LTEマルチモードプロセッサ搭載端末を利用して、2011年12月23日に実施されました。 この実験のデモンストレーションは、2012年2月27日から3月1日までスペインのバルセロナで開催されるMobile World Congressのクアルコムブースでご覧いただけます。
クアルコムの製品管理担当シニア・バイス・プレジデント、Cristiano Amon(クリスチアーノ・アモン)は次のように述べています。「LTEネットワークが3Gネットワークと共に展開されている現在、ユーザーが最高のモバイル音声/データ通信環境を利用するためには、マルチモード3G/LTEモバイル端末を異なる方式のネットワークに接続するための技術が重要になります。 クアルコムは、3Gネットワークの展開と同時に、世界中へのLTEネットワークの展開に取り組んでおり、Ericsson社と共同で成し遂げた実験の成功は、VoLTE技術の商用化に向けた次の一歩を踏み出す足がかりとなります。」
SRVCCは、2011年にスマートフォンで商用展開された回路交換方式のフォールバック技術(CSFB)に続く、4G LTE音声サービスロードマップの次の重要な技術です。 CSFBは、ユーザーが音声通話を開始したり、受信したりする際に、端末の単一無線でLTEデータ接続から3G接続に動的に切り替える技術です。 同様に、SRVCCをサポートすれば、端末の単一無線で、LTEネットワークから3Gネットワークへのシームレスな音声通信ハンドオーバーが実現できます。 さらに、SRVCCとCSFBは、LTEと3Gの両方のネットワーク接続を1つのチップ上で実現できるため、LTEと3Gのそれぞれに対応する別個のモデムチップをスマートフォンで使用せずに済みます。 そのため端末メーカーは、消費電力や部品コストが低く、より小型の端末を設計できるようになります。 3GネットワークがこれからもLTEネットワークと共に展開され続けられることから、SRVCCとCSFBは、VoLTEの商用展開後、LTEマルチモード端末の利用者にシームレスな音声通信を提供するために不可欠な技術です。 クアルコムは、業界最先端のCSFB技術とSRVCC技術を通じて、LTEネットワークの利用者に最高の音声パフォーマンス環境を利用いただけるよう取り組んでいきます。
クアルコムについて
クアルコムは、3Gおよび次世代のモバイル技術における世界のリーダーです。 当社の独創性と革新性は、情報やエンタテイメントへのユーザーによるアクセスと世界中のユーザー間のコミュニケーションを向上させながら、25年以上にわたってデジタル通信の進化を牽引してきました。 詳細については、クアルコムのWebサイト、OnQブログ、Twitter、Facebookのページを参照してください。
ここに記載されている過去の事実に関する情報を除き、このニュースリリースには、リスクや不確定さを伴う見通しについての記述が含まれています。クアルコムが3G/LTEコンポーネントの設計を順調に完了し、予定通りに大量製造するか、そして利益水準に達するかどうか、クアルコムが事業展開するさまざまな市場の経済状況の変化、さらには2011年9月25日終了年度の報告書(フォーム10-K)、および最新のフォーム10-Qなど、クアルコムから米国証券取引委員会(SEC)に適宜提出される報告書に記述されているリスクが存在します。
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