Steven R. Altman(スティーブン・R・アルトマン)
プレジデント
Steven R. Altman(スティーブン・R・アルトマン)は、QUALCOMM Incorporatedのプレジデントです。プレジデント就任以前はクアルコムのエグゼクティブ・バイス・プレジデントおよびQUALCOMM Technology Licensing(QTL)<ライセンス部門>のプレジデントを兼任していました。QTLでの彼の統括により、クアルコムの2004年度の売上は13億3000万ドルに成長しました。また、1992年よりクアルコムの執行委員会のメンバーを務めています。
Altman(アルトマン)は1989年の入社以来、同社の戦略開発を手掛ける中心的な役割を担い、知的財産のワイヤレス業界での活用を目指し、CDMA技術のさらなる成長に大きく貢献しました。業務として、クアルコムのライセンス契約、ジョイントベンチャー、戦略的提携の構築および交渉を担当してきました。彼の主導の下、クアルコムは世界を代表する電気通信およびエレクトロニクス関連企業と130を超える国内および国際ライセンス供与契約を結びました。代表的な契約先企業には、Alcatel、Ericsson、Huawei、Hyundai、LG、Lucent、松下、三菱、Motorola、NEC、Nokia、Nortel、Samsung、Siemens、Sonyがあります。
また、Altman(アルトマン)はクアルコムの執行委員会メンバーとして、ビジネス戦略を率いる極めて重要な役割を果たしました。1993年には韓国電子通信研究院との契約交渉にあたり、CDMAを韓国全土を網羅する唯一のワイヤレス技術標準の基盤として確立しました。これにより、CDMAデバイスおよびインフラを基軸として、韓国におけるワイヤレス製品の輸出経済は大きな成長を果たしました。1994年には、ソニーとクアルコムの両社によるジョイントベンチャーの設立およびマーケティング協定の締結に貢献し、QUALCOMM Consumer Products(QCP)<端末部門>を設立しました。後に、初のCDMAデジタル携帯電話を発表するきっかけになりました。1999年には、Ericsson社との契約交渉にあたり、両者間の係争に関して最終的合意を得ることができました。これにより、Ericsson社はクアルコムからCDMAの基本特許のライセンス供与を受け、クアルコムは同社のインフラ事業をEricsson社に売却しました。同年、Altman(アルトマン)はクアルコムの端末部門のKyocera Wireless社への売却交渉を指揮し、さらに2000年には、China Unicom社と包括協定を結び、クアルコムの知的財産のライセンスを中国メーカーに供与する基盤を構築しました。同年、SnapTrack™社を10億ドルで買収し、携帯電話を活用した最先端のGPSサービスの商品化を推し進めました。この活動がクアルコムのLaunchpad™技術の普及を拡大する基礎となりました。